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伊豆半島一周の旅

伊東→河津→伊豆下田→石廊崎→戸田


お金もヒマもあまりなかったこの頃・・・
冬休み期間もそろそろ終わりに近づき、「このままやと休みなしでっか? それはいややあんさん」(誰や??)ということで、近場で安く充実したとこといえば、伊豆以外にありまへん!
と自らを納得させ、ハンドルを握るのであった・・・
 

1日目(2001年2月18日) 伊東周辺

よく覚えてないけど、たぶん伊豆スカイラインとかを通って、まずは修善寺梅林に到着。
この冬は結構寒く、雪もかなり降ったから、梅は咲いてるかな?と思ったけど、思いのほか咲いてて少し安心。
どアップで梅の花を撮るカメラマンの数も多かった。

深いピンクの梅が美しい。 傾いた陽に梅の花が輝いていた。


もう一つこの公園のいいところは、駐車場から富士山が美しく見えることである。
行った日が寒くて空気が澄んでいたこともあり、くっきり富士山を堪能。

駐車場からはこんな感じ。山頂が顔を出している。 途中の道路から。富士山全景。きれいやねー。


この日は某最大手鉄鋼専門商社関係の保養所(リゾートマンション)に宿泊。
露天風呂はないが、天然温泉の内風呂、大きな窓からは伊東の街と海が一望できる。平日だから、当然?他のお客さんはいない、貸切状態。いやー、極楽極楽。

あれ? 晩飯は付いてないから、どっか食いに行ったよね? 寿司屋? 忘れた。


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2日目(2001年2月19日) 河津→石廊崎→戸田

今日は少しポカポカでいい天気。絶好のドライブ日和ですな。
まずは朝風呂で温泉を堪能し、適当な朝飯を食って出発。

最初の目的地は河津町。日本一の早咲き桜の「河津桜」と、山間にある「河津七滝(ななだる)」が有名な観光地だ。

例年なら1月末頃から咲き始める河津桜も、今年の厳しい寒さでまだまだ満開といかず。3分咲きってとこですか。
けど、観光客はたくさん、川沿いの道にも出店がたくさんでとても賑わってます。

まだまだでしたか… 少し残念。 濃いピンクが河津桜の特徴。

そのかわり菜の花は満開状態でした。 河津川沿いに桜並木が続く。

河津近くの今井浜。夏場は海水浴客で賑わう。


河津七滝には今回行かず、さらに南下して伊豆下田へ。そう、黒船に乗った米国人ペリーさんが寄港したところとして有名。
ここでは昼食(また寿司)をとりつつ市内を散策。黒船来航時の面影が市内の随所に残されている。

ナマコ壁や古い民家が並ぶ。 柳の木が情緒深い「ペリーロード」

尾ヶ崎展望台から南伊豆を望む。


腹ごしらえした後は、伊豆半島最南端の石廊崎(いろうざき)へ。

冬だからか、海の色はどこまでも青い。 岬の先端。風は強いが天気は良く、まさに絶景じゃ!

強風に飛ばされそうになりながら、眼前に広がる太平洋の海原を眺める。海のないところ(奈良)で育ったワタクシには、やはり海は特別な存在である。圧倒的な力強さ、存在感、そして怖さ。憧れの存在ですな。

それからは海を見ながら西伊豆をズンズンと北上し、2日目の宿泊先である戸田(へだ)『にい家 海遊亭』へ。ここは戸田湾に面し、風呂からも部屋からも海を見ることが出来る絶好のロケーションにある。
まずは貸切ができる家族風呂(露天風呂あり)でゆっくり温まり、部屋で晩飯。貧乏のため名物の高足ガニを食すことはできなかったが、普通バージョンの食事にも舟盛り・伊勢海老・海鮮炙り焼きなど食いきれないほどで満足満足。
食後に露天風呂にまた入ると、伊豆半島をほぼ半周したドライブ疲れが一気に押し寄せ、速攻眠たくなって就寝。

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3日目(2001年2月20日) 戸田→大瀬崎→沼津


今日は肌寒い曇り空。まずは西伊豆スカイラインの戸田峠を目指す。

「夕映えの丘」から戸田湾を見下ろす。 標高差ほぼ880mを一気に上る。
アホな顔をしてるけど、めっちゃ寒い。背後には雪の残骸。

遠くに見えるは戸田の街。 晴れたらこんな感じの大瀬崎。

夏場は海水浴客と大勢のダイバーで大混雑の大瀬も、真冬にくるとひっそりとしたものです。富士山とのコントラストが美しく、絵になる場所ですな。また近々潜りに来たいものだ。
その後は沼津に向かう道すがら、土産物屋で定番の干物とかを買ったりして、東名の沼津ICから帰路に着いたのである。

熱海ぐらいからカウントしても、伊豆半島を1周し沼津くらいまで行くと200kmくらいにはなる。夏場はメチャ込みの135号線だけど、冬場の平日はいたって快適なドライブが楽しめる。景観の美しいところはいくらでもあるし、温泉も立ち寄ろうと思えば選り取りみどりである。一度ゆっくり行ってみてはいかが??